2021年に他界した現代俳句作家・水野麗の短篇集です。
ありし日の美しい日々が語られています。

挿画=水野麗
装幀=榎本了壱
デザイン=坂口真理子

目次
I
訪問者
蝶の舘
ゴムの木
ストップモーション
II
白いカサンドラ
銀歯
花嵐
透明な店
鷲

・著者プロフィール
水野麗 ( みずのれい )
現代俳句作家。
昭和二年二月十五日、富山県生。本名・蜷川禮子。
『俳句評論』元同人、現代俳句協会元会員。
『俳句研究』五十句競作、十年連続参加。
句集『花鳥都市』、アンソロジー『鷹』他。
令和三年六月十六日没。

長女・蜷川有紀、次女・蜷川みほ
夫は、詩人の水野陽美、実の弟に蜷川幸雄。

【蜷川有紀からのメッセージ】
この短篇集は、1970年代から母が亡くなる2021年までのあいだに、静かに書き綴られ
たものです。榎本了壱さんの素晴らしい装丁でお楽しみください。

## 商品説明文

水野 麗著 短編集『訪問者』

美しい日々の記憶と情景が詰まった水野麗の短編集『訪問者』。本書では、彼女の心の奥深くに触れることができる、魅力的な短篇が収められています。

【商品内容】
全8篇の心に残る物語の数々は、人生の様々な瞬間を切り取った作品です。きっとあなたの心にも響くことでしょう。

・装幀
榎本了壱による美しい装幀が施されています。

・挿画
水野麗自身の挿画が各篇の世界観を引き立てています。

この短編集は、母が亡くなる前に静かに書き綴られた思い出の数々が含まれており、時を超えて読者に深い感動を与えます。心の奥深くを探るような旅の一頁を、ぜひお楽しみください。

新しい視点で織りなす水野麗の豊かな表現世界を体験するチャンスです。大切な人への贈り物や、自分自身の読書タイムにぴったりの一冊となることでしょう！